菅原道真

出生:承和12年6月25日[845-08-01].没年:延喜3年2月25日[903-03-26].従二位・右大臣.贈正一位・太政大臣.

菅原是善伴真成の娘との間の子.正室は菅原道真の師と言われる島田忠臣の娘・島田宣来子[しまだののぶきこ:嘉祥3<850>/?].

宇多天皇の寵愛を受け,寛平9[897]年6月に藤原時平が大納言兼左近衛大将に任ぜられるとともに,菅原道真も権大納言兼右近衛大将に任ぜられ,太政官二頭体制の一角をなす.醍醐天皇の治世に移っても,昌泰2[899]年に右大臣へと昇進し,藤原時平と左右大臣として肩を並べるに至る.

しかし,昌泰4[901]年1月,突如として醍醐天皇は右大臣菅原道真を大宰員外帥として大宰府へ左遷とする.この昌泰の変によって,菅原道真の子供達も流罪に処され,右近衛中将源善も連座して出雲権守に左遷された.

系譜

略譜

天穂日命     武夷鳥命     櫛瓊命     津狭命     
    
     櫛瓺前命櫛月命櫛瓺鳥海命櫛田命
     
 知理命 毛呂須命 阿多命 
     



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