デュポンモデル

定義:デュポンモデル[DuPont model]とは,企業の自己資本利益率[ROE: Return on Equity]を,収益性・効率性・財務レバレッジという複数の要因に分解して把握するための財務分析モデルである.その起源は20世紀初頭の米国デュポン社の管理会計手法にあり,ROEを単一指標として評価するのではなく,その背後にある経営構造を可視化することを目的とする.\[\mathrm{ROE}=\frac{\text{当期純利益}}{\text{売上高}}\times \frac{\text{売上高}}{\text{総資産}} \times \frac{\text{総資産}}{\text{自己資本}}\]

第1項は売上高純利益率[profit margin]であり,企業の収益性を表す.第2項は総資産回転率[asset turnover]であり,資産を用いてどれだけ効率的に売上を生み出しているかを示す.第3項は財務レバレッジ[equity multiplier]であり,自己資本に対する総資産の倍率として資本構成の影響を表現している.

すなわち,\[\mathrm{ROE}=\text{売上高純利益率} \times \text{総資産回転率} \times \text{財務レバレッジ} \]

デュポンモデルでは,

というような場合,両社の最終的な純利益の金額[例えば1億円]が同じだった場合,パーセンテージ分析だけを見ても,「本業でいくら稼いで,借金でいくら上乗せしたから1億円になったのか」という金額ベースの内訳は分からない.



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