雨宝院(西陣聖天宮)

821(弘仁12)年に嵯峨天皇の病気の平癒を願って弘法大師が大聖歓喜天像を安置したのが始まりとされる古義真言宗の寺院。今では小さなお寺だが、応仁の乱(1467-77)で焼けるまでは現在の西陣から千本五辻にまで至る大きな寺院だった。このお寺には御室の桜と同じ種類の八重桜の歓喜桜と久邇宮朝彦親王が参詣の折に雨を凌がれたという時雨の松があるということで見学していたら、地元のおばぁさんと遭遇。かなり長い間話し込んだ。何でも、園部の出身で、太平洋戦争の4ヶ月前に代用教員として採用され、終戦を迎えた後は婦人警官として活躍。引退後にはコマーシャルに3度も出たのだとか。更に驚いたことに、手相を見て人の将来を知ることが出来るとのことで、コマーシャルの撮影で一緒になった神戸の人の手相を見て阪神淡路の大震災を予知したという。という次第で私の手相も左右見てもらった。結果は内緒。

ちなみに、ここには西陣五水の一つである染殿井があることでも知られている。

京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町
市バス「今出川浄福寺」下車徒歩5分


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