掛川の大獅子

掛川藩主太田氏の家臣の墓がある正願寺を後にして、お城の東を貫く道を南へと駅のほうへ引き返す。すぐに逆川が見え、その逆川に掛かる奥姫橋を渡る。そこに大きな倉庫が連なっている。これが掛川の大獅子を納めている倉庫。一角は丁度仁藤町の天然寺の北に当たる。

日本一の大きさを誇る仁藤の大獅子は、耳の長さが1.2メートル、目玉の大きさが60センチ、総重量が300キロもある。そもそも、この掛川の大獅子は、江戸時代に天然寺の住職だった帆誉上人が伊勢の白子町、現在の鈴鹿で目にした大獅子を掛川に伝えたものという。

ガラス越しなので見づらいが、3年に一度大祭りの際には、この大獅子に母衣を躯として付け14人で操り、頭の14人に尾引きという尾を支える4、50人、母衣を支える100人あまりが一体となって乱舞を繰り広げるのだとか。当日は眠れる獅子であったが眼差しは鋭さを保っていた。さすがに眠っていても掛川の大獅子である。


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