妙楽寺(小浜)

岩屋山妙楽寺。高野山真言宗の寺院。
朝、小浜駅から自転車で東小浜駅方面へ南川を湯岡橋を渡って国宝廻りの旅へ。
その第一歩が妙楽寺。
湯岡橋の交差点は名田庄・京都方面から小浜へと向かう車の列が出来ていた。しかし、車が多く見られたのはその辺りまで。橋を越えてしまうと田んぼの中に自転車一台という状態。その中で、妙楽寺への案内板があるのが心強い。
妙楽寺は養老3(719)年に行基が木造二十四面千手観音立像(重要文化財)を造立し岩窟に安置したことに始まるという。
更に、延暦17(797)年に空海が小浜の地を訪れたときに堂宇を建立し岩屋山妙楽寺と名付けたとのこと。
こうした伝説を裏付けるように、木造聖観音菩薩立像、木造地蔵菩薩坐像(ともに平安時代,県指定文化財)、木造不動明王坐像(平安時代,市指定文化財)、本堂、厨子(ともに鎌倉時代,重要文化財)、絹本着色不動明王画像(南北朝時代,県指定文化財)、銅造懸仏(南北朝時代,市指定文化財)、如法経料足寄進札(室町時代,県指定文化財)、古若狭塗(江戸時代,県指定文化財)といった寺宝を誇る。





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