与楽寺坂

東京北区、田端駅の近くにある坂。坂の名前は南に与楽寺があることによる。『東京府村誌』に「与楽寺の北西にあり、南に下る。長さ二十五間広さ一間三尺」とある。何の変哲もない坂だが、画家の岩田専太郎、漆芸家の堆朱楊成、鋳金家の香取秀真が居を構えていた。芥川龍之介も与楽坂の近くに住み、書簡で「田端はどこへ行っても黄白い木の葉ばかりだ。夜とほると桜の匂がする」と書いている。

坂にも物語あり江戸東京。

東京都北区にて2005年1月29日


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