出雲国庁址

島根県は松江市にある国指定史跡。古代の出雲国の政治の中心地。江戸時代の『元禄四年意宇郡大草村御検地帳(1691)』に「こくてふ」の字名があったために、1968(昭和43)年に国庁址地として発掘調査が行われ、建物跡や遺物が出土。出雲国庁の跡地だとされるに至った。敷地内には政庁跡、後殿跡、後方官衙郡の跡が発掘されている。菅原道真の父の菅原是善や万葉歌人門部王がこの地で国司として政務を司った。


2003年8月29日(金)


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