三十三間堂

蓮華王院本堂が本当の名前の国宝三十三間堂。平清盛が後白河法皇のために建立した建物で当初は五重塔もあったという。建築当時の建物は1249(建長元)年に惜しくも火災で焼失。内部は壮観で中尊の十一面千手観音様を囲んで左右に五十体ずつ十段に千体の観音がひしめく祈りの空間。中尊は運慶の長男の湛慶の作品。つまり鎌倉時代の作品ということになる。その他の観音像も約800体は鎌倉時代に修復等を施されたもの。124体は平安時代の創建当時のものという。

ちなみに、この三十三間堂の本坊は妙法院門跡になる。


2004年3月訪問


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