聖母マリア

イタリアロココを代表するジョバンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696-1770)の『キリスト降誕』の一部。ルネサンス期の総括をした画家として、歴史画の大家グレゴリオ・ラッザリーニから学び取った手法を最大限に活かし名声を欲しいものとした。しかし、驕れる者は久しからず。ポンペイの遺跡発掘と美術評論家ヴィンケルマンによる新古典派の前に死後は忘れ去られた。

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