玉蓮寺板碑

埼玉県は児玉の玉蓮寺にある1304(嘉元2)年の銘のある典型的な武蔵型板碑。高さは2.41メートルもある。見上げる高さ。玉蓮寺は鎌倉幕府創建に功のあった武蔵七党の一つ児玉党の児玉時国(-1284)が日蓮(1222-1282)に帰依し、佐渡配流の途上で宿泊した自分の館に建立した寺院。武蔵型板碑は荒川上流部の秩父周辺で産出される緑泥片岩で鎌倉・南北朝・室町時代に造られたもの。玉蓮寺へは鎌倉街道を訪ねた折に昨日立ち寄り。板碑は探すまでもなく、境内で一番目立ち、道路からも確認することが出来た。鎌倉時代からこうして立っていると思うと感無量。

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