3代目広重

浮世絵は風俗画であり、そのために明治期の浮世絵は美術的な価値とともに風俗資料としても重宝される。3代目広重(1842-1894)は本姓を後藤といったが、文明開化の構図を多く遺したことで知られている。時代背景からの影響で初代広重のような詩情は薄れているが、それはそれで日本が急速に西洋化を進めていく様が見事に凝縮されている。

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