美の解放

イマヌエル・カント(Immanuel Kant,1724-1804)は、『判断力批判』において、美というものは客観的なひとつの観念から生まれたりするのではなくて、各人の主観的な判断によって客観的な「快」を与えるものだとした。
つまり、「客観的な喜び」を美の基礎概念に据えた。
誰かが美しいと感じたからといって、私が美しいと感じるとは限らない。

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