室生寺金堂

9世紀初期に建立され、1131(天承元)年と1672(寛文12)年に改修されている。木造、桁行五間、梁間五間、寄棟造柿葺の趣のある建物。この金堂は、東大寺二月堂、清水寺本堂、長谷寺本堂と同じく崖の上に立つ懸造になっている。室生寺は『続日本紀』によると、奈良時代末期の宝亀年間(770-781)に、後の桓武天皇である山部親王の病気平癒のため祈願を室生で行ったことに起源を持っているという。ここはまた女人高野とも呼ばれる。また、石楠花の寺としても知られる。

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