和歌の浦

『万葉集』巻第六にのる聖武天皇の和歌の浦への御幸に随行した山部赤人の歌。

やすみしし 我ご大君の 常宮(とこみや)と 仕えまつれる 雑賀野(さいがの)ゆ 背向(そがい)に見ゆる 沖つ島 清き渚に 風吹けば 白波騒ぎ 潮干れば 玉藻刈りつつ 神代より しかぞ尊き 玉津島山

清き渚。。。美しい言葉。今の和歌の浦は周りに家々が立ち並ぶ。それも、それで趣きがある。古(いにしえ)の名勝に生活がある。


This page is powered by Blogger. Isn't yours?