鼠小僧次郎吉の墓

本所回向院にある。第11代将軍徳川家斉の治世、寛政の改革と天保の改革の間の化政時代(大御所時代)に大名屋敷を専門に荒らした盗賊(1797-1832)が鼠小僧次郎吉。1825(文政8)年に土浦藩邸にて捕縛され江戸から追放。1832(天保3)年に日本橋浜町の松平宮内少輔屋敷で再度捕縛された。小塚原刑場にて獄門の刑に処される。次郎吉の墓は「すりぬける(通る)」ということから縁起が良いとされ墓石を欠いて破片を持ち帰る人が後を絶たなかった。そのため、今では前立ちが置かれている。私もねずみ年に肖ってお持ち帰り。

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