青いカバ

ルーブル美術館所蔵の紀元前2000年頃制作の古代エジプトの陶器のカバ。墳墓から発見され、復活再生の守りだと考えられている。紀元前2000年頃というと中央集権的な国家が崩壊し次々と新たな王が立った第1中間期から、テーベの王メンチュヘテプ2世がエジプトを再統一した時代に相当する。この時代は考古学的には青銅器時代に相当する。ファイアンス製だがフィアンスというのは石英の粉末を固めて造ったもので現代のガラスに当たる。

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