キリストの復活

ルネサンス期[Renaissance]のイタリアのウンブリア派[Umbrian School]を代表する画家であるベルジーノ[Perugino:c.1448/1523]の1499年の作品.ローマ法王宮殿の図書館の壁に描かれている.

なお,ベルジーノの本名はピエトロ・ヴァンヌッチ[Pietro Vannucci].ペルージャ[Perugia]近郊のチッタ・デッラ・ピエーヴェ[Città della Pieve]の出身であったことからベルジーノと呼ばれた.

ウンブリア派というのは中部イタリアのペルージャを中心とするウンブリア地方で活動した画家たちを指し,シエナ派やフィレンツェ派と並ぶ.

ボッティチェリ[Sandro Botticelli]やギルランダイオ[Domenico Ghirlandaio]等と一緒に,システィーナ礼拝堂の壁画装飾を担当し,中心的な役割を担ったとされる.ピントリッキオ[Pinturicchio]やラファエロ[Raffaello Sanzio]はベルジーノを師と仰いだ.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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