アドニスとヴィーナス

バロック期のフランドルの画家にして外交官でもあったルーベンス[Peter Paul Rubens,1577/6/28-1640/5/30]の1638年の作品.

クピド/キューピッド[Cupido]からキスされ,恋に恋する状態に陥ったヴィーナス[Venus]の前をたまたま横切ったのが人間であるアドニス[Adōnis].たちまち恋に落ちたヴィーナスは狩りに出かけるアドニスが怪我でもしないかと心配で堪らない.そのシーンを描いた絵.

アドニスヴィーナスの恋人である軍神マルス[Mars]が化けた猪によって命を落とすこととなります.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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