清和源氏

系譜

滋野氏滋野恒蔭の娘と貞保親王[870-924]との間に生まれた目宮王の子の善淵王が滋野家を相続したことを起源とする.
満政流源満仲の弟・満政を祖とする.美濃国八島郷を本拠地とし美濃源氏[八島氏族]として発展.飛騨国,尾張国,近江国,三河国にも拡大.
尾張国春日井郡浦野邑を本拠地とした一族は尾張源氏[浦野氏族]となり,近江国高島郡善積庄を本拠地とした一族は善積氏族となった.
八島,浦野,山田,高田,水野,足助,小島,佐渡,木田,山本,善積,雨谷,和田
満季流源満仲の弟・満季を祖とする.近江国高屋荘・岸本荘・余呉荘を本拠地とした.
高屋,平井,粟田,粟太,牛田,梶田,小椋,小原,山田,梅林,山上,和南,大町,高岸,御園,岸本,岸下,林田,石塔,久田,林,森,米井,米内,坂東,奥,樋口,柳,河曲,和田.
満快流源満仲の弟・源満快を祖とし信濃国に敷衍し信濃源氏と呼ばれた.
中津,伊奈,村上,依田,片切,飯嶋,大嶋,赤須,堤,波多,三刀屋,三沢.
頼光流清和源氏の3代目である源頼光[948-1021]を祖とする.摂津国多田を相続し摂津源氏と呼ばれた.藤原道長に近侍.
蜂須賀,溝杭,井上,多田,小野,土岐,木田,都津木,亘,渡利,松若,飯島,保田,新山,笠松,土佐,粟津,飯豊,山国
頼親流源頼親[966-1057]を祖とする.摂津国豊島郡を本拠地とする.藤原道長一族に近侍.源頼親は大和国国司として勢力を拡大.その子孫は大和源氏となった.
大和宇野,土方,肥後隈部,陸奥石川,三河高木,伊予大森.
頼平流源頼平を祖とする.源頼平は藤原北家長良流の藤原惟風の娘を妻とした.
柏原,檜坂.
頼範流源頼範を祖とする.摂津国豊島郡を本拠地とした.
戸島,中川,勾当,鳥山,橋本.
頼清流源頼義の次弟・頼清を祖とする.子孫は信濃国に繁延し信濃源氏となる.
村上党,白田,楡井,仁礼,山城,上野,西川,林,井上,吉田,大蔵,大藤,安藤,三河,三川,古池,小池,飯島,坂寄,石国.
頼季流源頼義の三弟・頼季を祖とする.当初,近江国音羽荘に拠り,後に信濃国井上荘に移った.更に,康正年間に播磨国福井荘に移った.
井上,保科,窪,窪田,久保田,藤井,中沢,時田,鴇田,小坂,小板,佐久,関山,米持,村上,安木田,芦田,仁科,芳美,須田,乙葉,鷹取,内田,赤井,高梨.
頼任流源頼義の四弟で河内冠者と称した頼任を祖とする.
河内,壷井,須田,滝田,河合,大沢,三河口,山田.
義政流源頼義の末弟で東国へと下向した義政を祖とする.常陸国常葉保・国井保に拠り,後に鎌倉へと移った.
国井,常葉.
義綱流源義家の弟で,京都賀茂神社で元服し賀茂二郎と名乗った義綱を祖とする.源氏一門の主導権争いに敗れた源義綱はほぼ全滅.源義綱の四男の義仲の子の盛宗のみが美濃国石橋へと逃れた.
賀茂,馬屋原,安田,宮,美濃,石橋,三上,服部,山口,佐久良,上谷,三井田,勢戸.
義光流源義家の三弟の新羅三郎義光を祖とする.常陸国佐竹荘を本拠とする佐竹氏族,近江国の山本氏族,甲斐国市河荘の武田氏族,信濃国の平賀氏族の四大氏族からなる.
新羅,佐竹,勾当,新田,田代,武田,平賀,金津,木津,新津,金沢,佐々毛,犬甘,犬耳,塩川,小野,武蔵,飯沢,岡部,刑部,小早川,山田,西郷,稲垣,島田,竹内[堂上家].
義重流源義国の長男・義重を祖とする.上野国新田荘を本拠とした.
新田,山名,里見,世良田,額戸,脇屋,寺尾,鶴,中馬,竹花,今井,下細谷,西谷,安養寺,吉崎,徳田,大舘,金谷,関岡,酒井,大草,伊賀,北村,綿打,堀口,一井,高林,亀岡,尾島,谷島,細谷,細屋,天河瀬,甘粕,荒居,新井,蜂須賀,河本,西原,高瀬,田沼,竹尾,桃井,飯川,羽川,田地,倉賀野,摺沢,谷川,佐田.
義康流源義国の次男・義康を祖とする.下野国足利荘を本拠地とした.
足利[室町幕府将軍家],仁木,細川,戸賀崎,伊奈,矢田,矢田堀,畠山,斯波,渋川,上野,花房,一色,山田,美馬,麻植,小俣,石塔,石堂,石藤,加古,吉良,幸若,愛久沢,阿久沢,公文,向田,羽田,柴,庄田,垣田,忍海.
為義流源義家の五男・為義を祖とする.清和源氏の嫡流とされ,鎌倉幕府将軍家と連なる.
鎌倉幕府将軍家,木曽,横林,志田,比志島,掃部,丹波,八幡,鎮西,新宮,賀崎,加賀,練絵,松井,知多,浦部,蔵人,大島,八条,岩蔵,中野,恒富,鬼頭,寺西.





















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