藤原氏北家閑院流 西園寺.西園寺公経の子の常磐井入道実氏が,長門国守護職の橘公業が領していた伊予国宇和郡を嘉禎2[1236]年に得たことが始まり.なお,橘公業[伊予橘氏]は肥前国杵島郡長島庄を替地として得て,その子孫は新たに本拠地となった小鹿島の地名をとって小鹿島を名乗った.
西園寺家は西園寺公良,もしくは太政大臣・西園寺公重[1317-1367]の子とも公良の子とも言われる公俊[-1379]が天授2/永和2[1376]年以前に伊予に下向.