栗花落

「つゆり」と読む.栗の花が落ちる頃が梅雨入りであることに因むという.

兵庫県神戸市北区山田町原野札場には栗花落の井[つゆのい]という井戸がある.ここは淳仁天皇に仕えていた矢田部郡司の山田左衛門尉真勝の屋敷跡.

淳仁天皇の仲立ちにより左大臣の娘・白滝姫と山田左衛門尉真勝は結ばれる.

しかし,山田に帰って間も無く白滝姫は亡くなり,その墓の前から栗の花が落ちる頃になると清水が湧き出すように.

この話を聞いた淳仁天皇は山田左衛門尉真勝に栗花落の姓を賜ったという.

兵庫県,香川県に見られる名字.

デザイン名字.





















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