東寺


平安京建都時に羅城門の東西に建立が計画された東寺・西寺の一対の寺院の一つ.遷都直後に藤原南家の藤原巨勢麻呂の子・藤原伊勢人が造寺長官に任命されて建造されたと伝わります.そして,823[弘仁14]年に嵯峨天皇より弘法大師空海が下賜され真言密教の道場となったという歴史を持ちます.

京都にはたくさんの寺院がありますが,平安京遷都時から場所を変えることなく現在に至っているというのは非常に稀有な存在と言えます.

平安京とともに誕生し,平安京とともに歴史を歩んできたということからか,京都で圧倒的な存在感を放っている気がしてなりません.

<kyt/2005/12/10>

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羅城門跡