東福寺


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京都駅からJR奈良線に乗って,5分程度で東福寺駅に着く.市バスを利用して東福寺に行く方法もあるけれども,簡単に行くことが出来るという点ではJRがお勧め.JRの東福寺駅は京阪の東福寺駅とプラットホームが隣接しています.一度,JR東福寺駅の改札を東福寺側に抜けて、京阪の東福寺駅を経由して京阪の改札を抜けてはじめて東福寺への道に出ます.JRの改札を抜けたところで切符を出してしまってはいけません.

行った時は,丁度,紅葉の真っ盛り.駅から東福寺までは10分程度だけれども、当日は人が途切れることなく続いていました.

駅前から東福寺へと至る道は以外に狭く,車が通ると思いっきり端に寄らなければなりません.そうこうして,いくつかの塔頭寺院を見て,臥雲橋に至ります.ここに来ると,人だかりが凄い.中々前に進むのが大変なくらい.それも,その筈で,ここから眺める通天橋は素晴らしいのです.真っ赤.通天橋からの眺めも言うまでもなく絶景だけれども,最初に見る,つまりは第一印象という意味で,ここからの通天橋の眺めは誠に絶景だと言えます.

九条[藤原]道家が,東大寺および興福寺に匹敵する寺として,1236[嘉禎2]年から1255[建長7]年にかけて建設.開山は入宋して後,崇福寺と承天寺を興した聖一国師を迎え,天台・真言・禅三宗の塔を完成するに至ります.しかし,1319[天応元]年,1334[建武元]年,1336[延元元]年の三度にわたる火災に見舞われ,多くを焼失してしまいます.その後,前の関白一条[藤原]経道の手によって1347[貞和3]年に復興されました.

京都五山の一つであり,その後も藤原氏以外からの信仰も厚く,足利義持,豊臣秀吉そして徳川家康によって伽藍は整備を加えられました.

京都随一の寺院は,惜しくも,明治14年に再び多くを焼失するに至ります.後に,再建され現在に至っています.

野ノ宮神社
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