左行秀鍛錬場跡

水心子流の刀工で復古調,実戦用の刀剣を作った左行秀[1813-1887]が刀や鉄砲を制作した鍛錬場は現在の北砂にありました。

左行秀こと豊永久兵衛は天保年間[1830-1844]に江戸へ出て刀工清水久義に入門。1847[弘化4]年には三人扶持で土佐藩に召し抱えられます。そして,1860[安政7]年2月に土佐藩下屋敷に鍛錬場を開きました。

江東区北砂1-18・19,2-17付近,2008/12/01