[[日本造形史>建築史1]]/[[西洋造形史>西洋建築史]] **初期ゴシック 12世紀に聖堂建築の革命が興る。12世紀当初は「現代様式」と呼ばれる。 ゴシックの名称はローマ帝国から見て辺境の民であるゴート人に由来する。但し、この時期の「現代様式」が「ゴシック」と呼ばれるようになったのは15世紀ルネサンス期のイタリアでのこととされている。 12世紀の西部ヨーロッパでは、他人の畑、自分の畑の区別なく土地を「春耕地」、「秋耕地」、「休耕地」に三分割する三圃式(さんぽしき)農法が始まった時期、農業革命が開始された時期に一致している。<p>初期ゴシックの時代は、このような背景のもとにあった。 12世紀の西部ヨーロッパでは、他人の畑、自分の畑の区別なく土地を「春耕地」、「秋耕地」、「休耕地」に三分割する三圃式(さんぽしき)農法が始まった時期、農業革命が開始された時期に一致している。 初期ゴシックの時代は、このような背景のもとにあった。