[[日本造形史>建築史1]]/[[西洋造形史>西洋建築史]]
**メソポタミア建築 Architecture of Mesopotamia
紀元前6世紀のアケメネス朝ペルシアに至るまでのメソポタミア文明における建築の特徴は、次の3点に要約される。
-日干し煉瓦および煉瓦による組積造とアーチ構造
-壁面の立体意匠
-軸線による部屋の構成
***メソポタミア諸王朝 Mesopotamia
|ウル、ウルク、ラガシュ、ニップル||〜紀元前2700年頃|都市国家群が成立。|
|アッカド王国|Akkad|紀元前2350年頃〜|アッカド王サルゴンSargon(在位紀元前2334年頃〜紀元前2279年頃)がメソポタミア統一。サルゴンの孫のナラム・シンNaram sin(在位:紀元前2155頃〜紀元前2119年頃)の時代に帝国の版図が最大化するも死後叛乱が相次ぎ帝国は崩壊。|
|ウル第三王朝|3rd dynasty of Ur|紀元前2100年頃〜|ウルク第5王朝の王ウトゥ・ヘガルの兄弟で、軍事司令官であったウル・ナンムがウルを拠点としてウルク、ラガシュ、ニップルを制圧し成立。アムル人やエラム人の侵入によって滅亡。|
|古バビロニア王国|Babylonia|紀元前1830年〜紀元前1595年頃|第6代・ハンムラビHammurabi(紀元前1810年頃〜紀元前1750年頃)がメソポタミアを統一。&br;ヒッタイト帝国によって滅亡。|
|ヒッタイト帝国|Hittites|〜紀元前13世紀|アッシリア帝国によって滅亡。|
|アッシリア帝国|Assyria|〜紀元前612年|アッシュールバニパルAshurbanipal王(在位:紀元前668年 - 紀元前627年頃)時代に最盛期。|
|メディア王国|Media|紀元前715年頃〜紀元前550年頃|紀元前612年にアッシリア帝国を滅ぼし、エジプト第26王朝、リュディア、新バビロニア(カルディア)と四大国時代を築く。&br;550年頃属国だったアケメネス朝のキュロス2世によって滅亡。|
|アケメネス朝|Achaemenes|紀元前550年〜紀元前330年|キュロス2世Kyros(紀元前600年頃〜紀元前529年)によるメソポタミア統一によって誕生。|



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