[[日本造形史>建築史1]]/[[西洋造形史>西洋建築史]]
**エジプト建築 Architecture of Egypt
エジプト建築の特徴。
-石材による組積造と立体意匠
-中心軸を強調する軸線構成
--完全な左右対称と中心軸上に連続する開口部
-単純な幾何学模様の外観
***ピラミッド
-サッカラの階段ピラミッド(B.C.2060-2600):第3王朝ネテリクヘト王がイムホテプに命じて建造。&br;地下墳墓マスタバが発展したもの。
-屈折ピラミッド(B.C.2600):第4王朝スネフェル王の時代に5基建造。角錐形の赤ピラミッドが以降のピラミッドの基本形となる。角錐形石造構築物を核として外側に石造壁体を斜めに重ねる点に特徴。
-3大ピラミッド(B.C.2545-2450):クフ、カフラー、メンカウラーによるギザのピラミッド。水平に石を積み上げる形で建造されている点が屈折ピラミッドとは異なる。しかし、傾斜角が5.5ケセド(51度50分34秒)である点は屈折ピラミッドと同じ。

***古代エジプト王朝
|先王朝|-|-|B.C.6000〜3200年頃|
|初期王朝|第1〜2王朝|ティニス時代|B.C.3200〜2700年頃|
|古王国|第3〜6王朝|メンフィス時代|B.C.2700〜2200年頃|
|第1中間期|第7〜11王朝|-|B.C.2180〜2060年頃|
|中王国|第11〜12王朝|テーベ第1王朝|B.C.2060〜1785年頃|
|第2中間期|第13〜17王朝|-|B.C.1785〜1580年頃|
|新王国|第18〜20王朝|テーベ第2王朝|B.C.1580〜1090年頃|
|第3中間期|第21〜24王朝|-|B.C.1085〜715年頃|
|-|第25王朝|エチオピア王朝|B.C.750〜656年頃|
|-|第26王朝|サイス王朝|B.C.663〜525年頃|



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