広島県

福禅寺

http://www.digistats.net/image/2009/10/taichou.gif

鞆の浦の高台に立つ古刹・福禅寺。創建は古く平安時代は天平年間950年頃と伝わる。

ここは朝鮮通信使の宿館として用いられた客殿・対潮楼があることで知られている。

そもそも、客殿を対潮楼と名付けたのは朝鮮通信使の洪啓禧。1748(延享5)年のこと。

朝鮮通信使は1607(慶長12)年から1764(宝暦14)年までの間に11回鞆の浦に立ち寄っている。

本堂は桁行正面三間、背面五間、梁間四間、単層入母屋造、向拝一間付。対潮楼とともに江戸時代の元禄年間(1690年代)に建立された。

ここからは、鞆の浦に浮かぶ弁天島と仙酔島をのんびりと望むことが出来る。


トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS