統計学
ポアソン分布
ある試行を1回行って、ある事象Aが発生する確率をp、ある事象Aが発生しない確率をqとする。
この試行をn回行って、x回だけ事象Aが発生する確率は次のようになる(ベルヌーイ分布)。
このとき、モーメント母関数は次のようになる。
この期待値はモーメント母関数の微分係数を用いて、
この時、期待値 μ=np を一定にして、n→∞、p→0に近づけていくとポアソン分布と呼ばれる分布になる。
ベルヌーイ分布からポアソン分布の導出
ここで、
とおくと、n→∞のとき、θ→−∞となるので、
となることから、