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統計学
ある出来事が k 回起るまでに、その出来事が起らなかった回数を x とする。 これは、つまり、k+x回目でちょうどk回だけその出来事が起ったということになる。 すると、ことことは、k+x−1回目までにx回だけその出来事が起らなかったということと同じであるから、その出来事が起らない確率は次のようになる。
ここで、
であることと、
ということとを合わせると、
となる。これがパスカル分布が負の二項分布と呼ばれる理由になっている。