日本造形史西洋造形史

エジプト建築 Architecture of Egypt

エジプト建築の特徴。

  • 石材による組積造と立体意匠
  • 中心軸を強調する軸線構成
    • 完全な左右対称と中心軸上に連続する開口部
  • 単純な幾何学模様の外観

ピラミッド

  • サッカラの階段ピラミッド(B.C.2060-2600):第3王朝ネテリクヘト王がイムホテプに命じて建造。
    地下墳墓マスタバが発展したもの。
  • 屈折ピラミッド(B.C.2600):第4王朝スネフェル王の時代に5基建造。角錐形の赤ピラミッドが以降のピラミッドの基本形となる。角錐形石造構築物を核として外側に石造壁体を斜めに重ねる点に特徴。
  • 3大ピラミッド(B.C.2545-2450):クフ、カフラー、メンカウラーによるギザのピラミッド。水平に石を積み上げる形で建造されている点が屈折ピラミッドとは異なる。しかし、傾斜角が5.5ケセド(51度50分34秒)である点は屈折ピラミッドと同じ。

古代エジプト王朝

先王朝--B.C.6000〜3200年頃
初期王朝第1〜2王朝ティニス時代B.C.3200〜2700年頃
古王国第3〜6王朝メンフィス時代B.C.2700〜2200年頃
第1中間期第7〜11王朝-B.C.2180〜2060年頃
中王国第11〜12王朝テーベ第1王朝B.C.2060〜1785年頃
第2中間期第13〜17王朝-B.C.1785〜1580年頃
新王国第18〜20王朝テーベ第2王朝B.C.1580〜1090年頃
第3中間期第21〜24王朝-B.C.1085〜715年頃
-第25王朝エチオピア王朝B.C.750〜656年頃
-第26王朝サイス王朝B.C.663〜525年頃


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Last-modified: 2009-11-02 (月) 20:58:05 (5281d)