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**雑記
-すあま(素甘)とは、上しん粉(うるち米)と砂糖を混ぜて煉り、蒸したあと軽くついて作る餅状の菓子。東日本に多い。名古屋周辺の名産に『ういろう』があるが、こちらはつかずに練る。
-賀茂真淵曰く、『むさかみ』が相模に、『むさしも』が武蔵になったという。牟佐の上と牟佐の下である。
-東京墨田区の錦糸町は近くにあった錦糸堀に由来する。錦糸堀は岸堀が転訛したもの。
-千葉の浦安にある猫実(ねこざね)という地名は、、鎌倉時代、大津波で大きな被害を受けた集落の住民が豊受神社付近に堅固な堤防を築き、その上に大きな松の木を植え、今後はこの松に根を波浪が越さないように願い『根越さね』と呼んだことが起源とされる。
-千葉の市川は東国の大河である江戸川(太日川)を一の河と呼んだことに由来する。
-神奈川の川崎の新城という地名は、稲毛本庄に対して新しく開かれた田を新庄と呼んだことが起源。『しんじょう』は昔は『しんしろ』と呼ばれた。
-浅草は、「武蔵野の末にて草もおのづから浅々しき故浅草と云しなるべし」が地名の由来とされる。
-神奈川の高座は、かつて、高倉と呼ばれていた。高倉は高麗の倉を意味する。
-鎌倉の地名は高麗倉(こまくら)から転訛したという説の他に、三方を山に囲まれた地形が竈に似ているからという説もある。
-鎌倉の大船は、かつて、粟積み船が出入りしていたことに因み、粟船と云われたことに起源を持つ。
-東京江東区の砂町という地名は砂村新田に由来する。砂村新田は海岸の寄り洲を、砂村新四郎が1659(万治2)年に開拓した。
-東京江戸川区の平井は室町時代中期まで平江と呼ばれていた。江という地名は東京低地に多い。
-川崎の武蔵中原の近くにある子母口という地名は半島の周縁部の狭まった土地を意味する渋口が転訛したもの。
-鬼怒川という名前は栃木と群馬の旧国名である毛野国(けのくに)の川、すなわち、『けのくにかわ』が転訛したものという。
-日光というのは二荒山に由来する。その二荒山は観音菩薩の浄土である補陀洛山が転訛したものとされる。
-宇都宮は二荒山神社が下野国の『一の宮』、つまり。『いちのみや』が転訛したものとされる。
-栃木は、古事記に登場する豊城入彦命(とよきいりびこのみこと)が、『けの国(毛野国)』と『きの国(紀伊国)』を区別するために、「遠津木(とおつき)」と命名したものが、「トチギ」に転訛したものという。
-秋葉原は今は『あきはばら』と読む。しかし、もとは「あきばはら」。1869(明治2年)の相生(あいおい)町の大火後に、東京府は9000坪の火除地を設けた。更に、1870(明治3年)年に、遠州から火除けの秋葉大権現を勧請。
この地は鎮火原と呼ばれたが、鎮火神社が秋葉神社と改称されたことを契機に秋葉原(あきばはら)」と呼ばれるようになった。1890年(明治23年)に鉄道の駅が設置され『あきはばら』と名付けられたことで、『あきはばら』という呼び方が一般化した。
**気象科学

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