[[統計学]] **リカードの比較生産費説 -(仮定1):世界にはA国とB国の2ヶ国しか存在しない。 -(仮定2):生産している財はCとDの2種類しかない。 -(仮定3):A国はCを1単位生産するのにE人&br; Dを1単位生産するのにF人の労働力が必要。 -(仮定4):B国はCを1単位生産するのにG人&br; Dを1単位生産するのにH人の労働力が必要。 -(仮定5):E>G、F>D -(仮定6):E/F < G/H -(仮定7):F/E > H/G ***証明 (E+F)/E > 1 &br; (G+H)/H > 1 &br; -生産性という観点でみると、B国のほうが優位であるにも関わらず、A国が財C、B国が財Dに特化し、それぞれを貿易することによって、貿易しない場合に比べて、総労働量に変化がないにもかかわらず、それぞれの財の生産量が増加する。