AT&Tの歴史
- 1877
- 1885
- 世界初の長距離電話会社として発足。
研究開発(ベル研究所)から機材製造(ウェスタン・エレクトリック)、市内交換から長距離交換までのボトルネック独占を実現していくこととなる。
- 20世紀初頭
- キングズベリー協定により「規制下の独占」を認められる。
1970年代
反独占訴訟の結果解体。
- 地域電話部門
- 地域ベル電話会社8社(アメリテック、ベル・アトランティック、ベルサウス、ナイネックス、パシフィック・テレシス、サウスウェスタン・ベル、USウエスト)
- 研究・開発部門
- ルーセント・テクノロジーズ(アルカテル・ルーセント)に分離
1990年代
- 大手ケーブル会社のTCI、メディアワンを買収し、大手高速インターネット通信事業者となる。
- 1995
- 地域ベル電話会社サウスウェスタン・ベルがSBCコミュニケーションズに改名。
- 1996
- SBCコミュニケーションズがパシフィック・テレシスを吸収。
- 1997
- SBCコミュニケーションズがサザン・ニューイングランド・テレフォンを吸収。
- 1999
- SBCコミュニケーションズがアメリテックを合併吸収。
2000年代
- 2001
- AT&Tが、AT&Tワイヤレス、AT&Tブロードバンド(ケーブルTV & ケーブルインターネット)、AT&Tコンシューマー、AT&Tビジネスの四事業体制となる。
- 2002
- AT&Tブロードバンドが、ケーブルテレビ事業大手のコムキャストに買収される。
- 2004
- AT&Tワイヤレスが、SBCコミュニケーションズとベルサウスの合弁会社であるシンギュラー・ワイヤレスに買収される。
これにより、AT&T本体に残るのは、長距離通信事業のみとなる。
- 2005
- SBCコミュニケーションズが、AT&T自体を買収。SBCは、AT&Tを新会社名とする。