八ツ沼城

山形県西村山郡朝日町三中にある城館.最上川の西,春日沼に南面した丘陵に築かれている.別名を五百川[いもがわ]城ともいう.比較的広い西曲輪と,その東にある東曲輪の2つの曲輪を中心としている.西曲輪は居館として用いられたと考えられている.

文明年間[1469-87]頃に国衆である原美濃守による築城という伝承を持つ.永禄8[1565]年,最上義守[1521-1590]が八ツ沼城と鳥屋ケ森城を攻略し,最上領と伊達領との境目の城として兵を駐屯させたと思われます.

慶長5[1600]年,関ヶ原の戦いに際して,西軍の会津若松城主・上杉景勝が東軍の最上領に侵攻[慶長出羽合戦].望月隼人正が守る八ツ沼城には,猪苗代城代・水原親憲,金山城主・色部光長,鮎貝城主・中条三盛が攻め寄せた.望月隼人正は討死し,八ツ沼城も落城.

しかし,関ヶ原の戦いは東軍の勝利となったため,八ツ沼城は再び最上氏の支配するところとなり,最上義光[1546-1614]の子の山野辺義忠[1588-1665]が守った.


出典:国土地理院地図[電子国土Web]に一部追記.

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