[[informatics]]
**形式言語 [#v22c4690]
***言語 language [#vf423c44]
-文法 Grammer&br;Vを変数記号ないしは非終端記号 nonterminal symbol の集合、Tを定数記号ないしは終端記号 terminal symbol の集合、Rを生成規則、Sを開始記号 start symbol としたとき、&br; 列(V,T,R,S)&br; を文法という。
-\(U^{*}\):Uの要素の有限列全体の集合。重複があっても良い。
-空列:0個の要素の列。
-要素αの長さ|α|:列αを構成する U の要素の個数。
-\(U^{+}\):\(U^{*}\)-{ε}
-文法 Grammer :&br;Vを変数記号ないしは非終端記号 nonterminal symbol の集合、Tを定数記号ないしは終端記号 terminal symbol の集合、Rを生成規則、Sを開始記号 start symbol としたとき、&br; 列(V,T,R,S)&br; を文法という。
***集合と濃度  cardinality [#n6ca03d0]
集合論では「ものの集まり」を「集合」という。
~「もののあつまり」である集合をM、その集合Mの中に含まれるものを要素(element)という。
~これは、次のように表される。
~
\[a \in M\]  
~
~\(\in\) という記号は、要素(element)の「e」あるいは、ギリシア語の「ε」に由来するとも言われる。
~
~そのものの集まりである集合として集合Mと集合Nがあるとき、集合Mの中の1つ1つのもの(=要素)が、集合Nの1つ1つに対応するとき、集合Mと集合Nは同じ大きさを持つという。
~このとき、集合Mと集合Nは同じ濃度(cardinality)を持つという。
~
~集合Nの要素が必ず集合Mの要素にもなっている場合は集合としてNはMに含まれるといい、NはMの部分集合であるという。
~
\[N \subset M\]
***有限集合と無限集合 [#aff901f4]
-有限集合:有限個の要素(element)からなる集合(set)。
-無限集合:集合を構成する要素(element)が無限にあるもの。
***可算(countable)と非可算(uncountable) [#v51a3738]
-可算集合:集合のうち、各要素に自然数の番号を割り振る事ができる集合のこと。
-非可算集合:集合のうち、各要素に自然数の番号を割り振る事ができない集合のこと。

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