愛媛県

石手寺

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道後温泉からすぐ近く、2キロも離れていない距離にある四国霊場第51番札所。

このお寺、猫と文化財で満ちていると言ったら雰囲気が十分に伝わると思う。

まず、正面の3間1戸、2重屋根入母屋造り本瓦ぶきの重層楼門・二王門は文保2年(1318)年建造の国宝で河野通継の寄進による。その中にある金剛力士像は運慶一門の作とされ県の重要文化財。

正面の本堂、左の三重塔、鐘楼、護摩堂はそろって国の重要文化財。

神亀5(728)年に聖武帝の勅願により伊予の大守越智玉澄が法祖宗、安養寺として創建され本尊の薬師如来は行基菩薩の手によると伝えられる。

河野伊予守息利の長子息方が出生後3歳まで、弘法大師筆の「衛門三郎再来」とか書かれた小石を左手に握っていたことから、弘仁4(813)年に石手寺と名前を改めたという。

参考:『伊予二名集』、『豫陽郡郷俚諺集』、『愛媛之面影』

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2005.3.11(金)訪問


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