[[戦国期の下総千葉氏]]
**千葉六党
**両総平氏の成立 [#a7e262e4]
平忠常の乱を引き起こした忠常の子孫は許されて上総国、下総国へと勢力を拡大していった。
~結果的に、平忠常が1代で武力によって拡大しようとして失敗した野望を、その子孫達が時間を掛けて達成していったと言える。
~両総平氏と呼ばれた一族は、祖である平忠常が河内源氏初代・源頼信と主従の関係を取り結んでいたのと同様に、河内源氏二代・源頼義、三代・八幡太郎義家と主従の関係を結び、「前九年合戦」と「後三年合戦」を戦った。
~そして、鎌倉を拠点とした武門の棟梁・源氏一門の郎党として、房総半島に大椎氏(千葉氏祖)、上総氏、千田氏、大須賀氏、海上氏といった諸家に分かれて発展していった。
**千葉六党 [#qb7102e5]
源頼朝の挙兵時に従った[[千葉常胤>小茶園弁才天]]の子が立てた六家を「千葉六党」という。
|50|30||c
|BGCOLOR(#548094):氏|BGCOLOR(#548094):祖|BGCOLOR(#548094):備考|
|千葉氏|胤正|千葉常胤の嫡男。|
|相馬氏|師常|千葉常胤の次男。相馬御厨を本拠とする。&br;http://www.digistats.net/image/2009/10/arrow.gif[[相馬師常墓やぐら]]|
|武石氏|胤盛|千葉常胤の三男。武石郷を本拠とする。|
|大須賀|胤信|千葉常胤の四男。大須賀保を本拠とする。|
|国分氏|胤道|千葉常胤の五男。葛飾郡国分郷を本拠とする。|
|東氏|胤頼|千葉常胤の六男。香取郡東庄を本拠とする。|

***千葉氏系譜
**千葉六党系譜 [#kfe98b0c]
千葉六党は武蔵七党、坂東平氏の総領・秩父氏、三浦半島の三浦氏と深い関係にある。
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