三重県

薩摩義士墓所

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三重県の桑名は東海道の七里の渡しがあったことで知られている。その桑名の海蔵寺に平田鞆負ら薩摩24義士の墓所がある。1753(宝暦3)年、薩摩藩は徳川幕府から木曾、揖斐、長良の木曾三川の治水工事を命じられる。工事の終了までの約1年半の間に、薩摩藩は約1000人を派遣し、多くの犠牲者を出した。責任をとって家老の平田鞆負を始めとして24人の藩士が自刃して果てた。今では考えられない、想像することすら難しい責任の果たし方。

現在の緩やかに流れる大河の蔭に薩摩藩士の血があることは忘れてはなるまい。



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Last-modified: 2010-02-20 (土) 00:02:08 (5178d)