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建築史1|奈良県
日本で最初の本格的寺院建築は蘇我氏による飛鳥寺。この寺は残念ながら現存しない。
その蘇我氏の入鹿によって643(皇極2)年に焼き討ちにあった法隆寺。もともとは厩戸皇子(聖徳太子)の建立した斑鳩宮及び斑鳩寺が法隆寺の前身。金堂、五重塔などがある西院と、夢殿などのある東院からなる。
厩戸皇子の死後、蘇我入鹿は厩戸皇子の子である山背大兄王に権力が集中することを嫌い攻め滅ぼした。この時、斑鳩寺は焼失した。
そして、斑鳩寺は法隆寺として7世紀後半に再建されて現在に至っている。