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河竹黙阿弥墓所

東京は中野区上高田寺町の源通寺は武田信玄に敗れた深志城主小笠原長時の子の長隆が出家し開いた寺。その寺に江戸時代後期から明治に掛けて活躍した河竹黙阿弥の墓がある。黙阿弥は歌舞伎創作法を整理体系化し近代演劇への道筋を開いた劇作家。その作品は四代市川小団次などに演じられた。坪内逍遥は黙阿弥を「真に江戸演劇の大問屋」と賞賛した。