元祇園梛神社

京都市中京区壬生にある神社。嵐電の四条大宮駅から立ち寄った。

清和天皇の治世の876(貞観11)年に、播磨国広峰から牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請して鎮疫祭を行った際、牛頭天王の分霊をのせた神輿を梛の林中に置いて祀ったことが起源と伝わる。

後に八坂神社が創建されたときに神輿を八坂神社に送った故事により元祇園社と呼ばれる。つまり、八坂神社の昔の鎮座地ということになる。

しかし、幕末までは小さな祠でしかなかった。素戔嗚尊を主祭神とし、宇賀御魂命・伊弉冉命・誉田別尊などを配祀。