静御前の墓


JR宇都宮線の古河駅から一駅引き返して栗橋駅へ。
静御前の墓は駅前にある。
静御前は、あの源 義経の恋人の静御前。
あまり知られていないが、静御前は義経が奥州は平泉に落ち延びると、後を追って平泉を目指した。しかし、下総国下辺見で最愛の人義経の死の知らせを聞く。菩提を弔うために京都へと引き返す途中、栗橋の地で悲しみのために病を得て1189(文治5)年9月15日に亡くなった。
亡骸は侍女の琴柱によって高柳寺に葬られた。
鎌倉街道中道は栗橋で利根川を渡り北の鎌倉と呼ばれる古河へ、そして、奥州へと延びている。静御前もこの道を辿ったことだろう。




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