1188年 文治4年

遂に義経の追捕の宣旨が下される。

この年、万寿(頼家)の甲着始(よろいぎぞめ)の儀が執り行われる。義経が追い詰められていく一方で、鎌倉殿の跡を継ぐ万寿はすくすくと育っていく。万寿の甲着始(よろいぎぞめ)の儀の介添えは比企能員、直垂を付けるのは小山朝政、甲櫃を運ぶのは千葉胤正、師常、太刀は三浦義連、弓は下河辺行平、矢は佐々木盛綱、黒駒は八田知家、その黒駒の轡を執るのは畠山重忠と和田義盛とそうそうたる面々。


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