ワルシャワ歴史地区

Historic Centre of Warsaw
文化遺産
登録年 1980年
ヨーロッパ >> ポーランド
data:ポーランド 2004/10/20

ワルシャワについての最古の記録は1285年に遡る。当時のワルシャワはマゾフシェ公爵領に属し、漁業を中心とする寒村であった。マゾフシェ公爵家の家系の断絶に伴い、マゾフシェ地方はポーランド王国に編入された。1596年ポーランド王宮廷は古都クラクフより移転し、ワルシャワは1611年に正式にポーランドの首都となり、以来、「北のパリ」として発展を遂げる。

ポーランドが独立を取り戻したのち、ワルシャワは再びポーランドの首都と定められた。 1939年、ナチス・ドイツにポーランドが降伏したことで、ワルシャワはナチスドイツの占領下におかれた。1944年8月1日、占領軍に対しワルシャワ市民が一斉蜂起(ワルシャワ蜂起)を起こしたが63日間にわたる戦闘の末鎮圧され、殆どの建物が破壊されてしまった。

現在ワルシャワ東部にある旧市街(Stare Miasto)は、市民によって「壁のひび一本に至るまで」忠実に再現されたものである。この旧市街は1980年、ユネスコの世界遺産に登録された。

出典:wikipediaより竹内信春改変。


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