霊南坂

徳川家康の軍学指南であった嶺南崇六[1583-1643]が開山の嶺南庵があったことに由来する坂。

嶺南崇六は日向飫肥の出身で定山祖慧、妙心寺山内・大心院の芳沢祖恩について学び、日向飫肥藩主・伊東祐慶によって東禅寺の開山とされました。

なお、嶺南庵は後に高輪に移転し東禅寺となりました。

旧赤坂葵町[虎ノ門二丁目]と旧赤坂溜池町[赤坂一丁目]との境界となっている坂です。

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