白船城

白船城は市原城を中心とする城郭群で能満城などともセットになっています。

かつては、3つの空掘で区切られた4つの郭からなる直線連郭式の城郭だったとされています。

周囲はかつて沼地で城の建つ白船山は独立台地で、その名の通り沼地に浮かぶ船のようだったとか。

文明年間(1469-1487)には市原備前守真常が城主だったといいます。市原備前守真常は享徳の乱(1455-1483)において関東管領上杉顕定(1454-1510)に与して古河公方方の千葉孝胤(1459-1521)と干戈を交えたとされています。