大丸城

東京は稲城にあるお城。

今は造成されているため姿を消しています。多摩ニュータウンの造成時に1980年から1986年にかけて発掘調査が行われ、主郭に小建物跡と柵列跡、主郭の周りに空壕と土塁状の腰曲輪があったことが確認されています。

この発掘の結果、大丸(おおまる)城は14世紀から16世紀にかけて利用されたことが判明しました。但し、城の規模は大きくなく見張り台程度と考えられています。

もっとも、城が造られる前に付近一帯が利用されていたことは奈良時代の瓦窯跡が見つかっています。