リフレクション

「リフレクション(reflection)はカメラ等の光学的装置によって映写される像のこと」

「カメラ、いわゆるカメラ・オブスクーラが発明される以前であっても、リフレクションは藝術に影響を与えてきたわね」

「初期フランドル派の画家ヤン・ファン・アイク(Jan van Eyck[1395-1441])『ジョバンニ・アルノルフィーニ夫妻の婚姻図』という絵画の中には中心に鏡に映った像が描かれている」

「ルネサンス期にはあのダヴィンチ・コードでブームになった観のあるレオナルド・ダ・ビンチがモナリザの背景に写真術を利用したと伝えられている。そして、17世紀にはフェルメールがベラスケスがカメラの前身であるカメラ・オブスクーラを利用した」


ヤン・ファン・アイクの『ジョバンニ・アルノルフィーニ夫妻の婚姻図』