六孫王神社

鎌倉幕府を創設した源 頼朝、室町幕府を打ち立てた足利尊氏、江戸幕府を樹立した徳川家康ら清和源氏の祖と仰がれる六孫王源 経基(897-961)を祀る京都の古社。

この地には源 経基の邸宅があったとされる。寺社は、このように古(いにしえ)の記憶を現代に伝えている。社殿は応和年間(961-963)に経基の子の源 満仲が建立したのが始まり。

但し、神社自体が衰退。江戸時代に遍照心院の南谷上人が幕府に懇請し1700(元禄13)年に再興された。江戸時代を通じて武家の守護神として諸大名の崇敬を集めた。


参考:六孫王源経基館六条判官墓所源義朝館